牛乳石鹸CMの炎上に見るジャパニーズ・ソーシャルのヒント


ダンスに関係あるのかと言われると

ちょと何だけれども、


おいちゃんの中では

今の世の風潮全てに繋がってくる

この牛乳石鹸CMの炎上。


まずはご覧あれ。


なぜこれが炎上しとるのか…


一度見て「うぬぅ…さすが電通」

と唸ってしまったおいちゃんには

まるでピンとこなかったんだけれども、


とりあえず

どこぞのまとめサイトで拾った

ツイートをいくつか引用しよう。



※先に断っておくが、どうやらこのまとめサイトは、炎上を煽りPVを伸ばすために否定的な意見を集めた様子ではある。



牛乳石鹸CMを理解し共感できる層というのもいるのか。私としては誕生日にケーキを持ったまま飲みに行き電話も出ない大人の葛藤より、自分の誕生日でパーティー楽しみにしてただろうに父親が帰ってこないし連絡もつかないまま待つしかない子どもの心境を思うといたたまれない気持ちにしかなれない…



見たけど本当に設定や作った意味が分からない。こんな父親で子供が可哀想!としか思えないんだけど…ターゲットも謎。この父親、連絡するというマナーもなけりゃ優先順位も間違ってる。子供のお祝いなのに返事は嫌々&後回しって。優しい父親に疑問をもつようなクズをどう肯定的に見ろと?



牛乳石鹸のCM観てしまった〜〜すごい怖かった! 大して「サービス」してるわけですらなく、自分勝手に家族のこと傷つけておいて被害者ヅラしてるの。加害者の被害者ヅラってあふれてるよねー おー怖。 これは妻子がこの夫のこと洗い流したらいいよってそういうこと?



牛乳石鹸見た見た。「風呂はいってくる」で「えええええ」って声でた(笑)。最後の「さ、洗い流そ」でもっかい「えええ」。 こんな大事なことを何も説明しない旦那さんって、たぶんもっと些細な日常の、たくさんのことも説明してないだろう。



これくらいでいいかな。


ひとつひとつに反論する必要もあるまい。

これらのツイートに共感できる人とは、

しょせん友達になれる気はせん(笑)




次にこれ。


他人様のふんどしばかりで申し訳ないが、

慶応卒の元AV嬢ブロガー?社会学者?

で売っている鈴木涼美さん。



残念ながら自分で

これほどのモノは書けんと脱帽、

そのまま引用させてもらいました_| ̄|○、


鈴木涼美が考える、CM炎上問題とおじさんたちの愚直な夢 絶頂の夢は奈落の底に


別に人が皆「正しさ」を求めて生きるわけではないし、「正しさ」が私たちを救うわけでもない。どちらかというと如何にもこうにも間違っているとわかっているような類のことの方が、時に強烈に魅力的で強烈に救いになったりするわけである。


夢でもファンタジーでも願望でもエンタメでもいいが、それらはそういう正しいけれども時として窮屈でつまらない日常を、ドラマチックに補完してくれるものであることは間違いない。そのドラマの中ですら、正しさからの逸脱や理性の放棄を許さないのだとしたら、それはそのまま単にみんなに余裕がなさすぎるような気がするのだ。


日本より早期に、過度に、甚だしく正しさを是とした、かのポリコレ大国がこのほど選んだのが、女性でも黒人でもニュートラルでも正しくもない、それこそ家父長制の権化みたいなバブルオヤジ大統領であることを思うと、このまま余裕がないほど正しさに縛られたなら、あんまりロクなことにならないんじゃないかと私自身は思っている。



好みのべっぴんさんだから

写真も載せとこか♡(笑)



そう。

このまま「正しさ」に縛られたら

ロクなことにならん。



この究極のストレス社会で、

おそらくは人々の集合意識が

発散の場を求め


それが表面的な「正しさ」に

向かっているのだとしたら。


誰かが声を大にして叫んだところで、

今すぐに社会的寛容さへの

方向転換は望めないだろうと

半ばあきらめた上で、


それでもおいちゃんは、

このままじゃロクなことにならんぞ…

という警鐘、自戒を心に秘めた人と

関わっていきたいと思う。




流れに違わず

「正しさ」を前面に押し出してきた

我らがダンス界。


その窮屈さが

人の減少を招いたのだとしたら?



再び、鈴木涼美の言葉を借りよう。


その遊びの中ですら、
正しさからの逸脱や理性の放棄を
許さないのだとしたら、

それはそのまま単に
みんなに余裕が
なさすぎるような気がするのだ。



んだ。

おいちゃんもそんな気がする。


ちょと、力抜いて行こうや♪



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