抱き上手、抱かれ上手


言っとくが床上手の話じゃない。


が、「料理上手は床上手」

なんて格言もあるようで、

ネット上にはこんな記述も。


相手がいないと出来ないHに関しては、相手への気遣いと思いやり、そして観察眼が必要不可欠。相手が何をして欲しいか、逆にどんな事が嫌なのかが分かってこそ“床上手”であり、その観察力の高さが料理上手と共通する為「料理上手は、床上手」という言葉が出来たらしい。


まあ、納得いくような

そうでもないような。(笑)




ソーシャルダンス、中でも

ワルツやタンゴなどの

スタンダード種目に特徴的な
「ホールド」と言ったら
イメージは湧くだろうか。



こんなやつ。

ライトランジ(ステップの名前)の途中かな?

美しいですね、

気持ちよさそう♪



しかしこれ、一見

ビシッと肘を張って

ぐわーっと胸を反らして

「どーよ!」

みたいな感じもするんだけど、


見たまんま

力任せに形を真似して

大変なことになる人はけっこう多い。(^^;




「基本はチークダンスだ!」
と言って憚らないおいちゃんの解釈では、
ホールドとは…



抱っこ(笑)



いや笑うとこやない、
ほんとなんだってば( ̄▽ ̄;)


「ごめん、長いことパパにも
抱かれてないもんだから忘れた」


「いやー残念。
習うのがあと30年早ければ
アタシも人生変わってたかもねえ」

なんてアホなこと言って遊んどるのは、
なかなか楽しい(笑)




こちらはアルゼンチンタンゴのホールド。

抱擁そのものですね。

これまた美しい♪



「ホールド=hold」の意味を
英和辞典で調べてみると、
さまざまな用例が出てきました。


1.(物を)手に持つ、握る
2.(手、腕などを)つかむ
3.(〜を手、腕などで)支える、保持する
4.(〜をある状態・位置に)保っておく
5.(重さなどに)耐える、持ち堪える


1〜4あたりの意味は
どれも大事な要素に含まれるかな。
ホールドは個性と相性を如実に表します。



5は、特に男性にとって
ちょっとツラそうね(^^;


ただ、勘違いされがちだけど、

重いのがツライからって、

単に軽いのがいいってワケでもない。



例えば
小さい子どもを抱っこする時を
思い浮かべて欲しい。

キュッと腕の中に収まって
心地よくいられる抱っこには、
程よい重みがある。


その重みが無かったら、

子守歌に合わせて揺らしてあげるのが

とても難しい作業になる。


試してみるといい。

居ない子供を揺らすフリ。

パントマイムの修行でもしなきゃ、

なかなかできんよきっと(笑)




その子が、抱っこしているうちに

完全に寝くたばりました、と。


するとこれは、体重は同じなのに
なぜか、ただただ重い。

まさに「耐える、持ち堪える」

ホールドですな。

これはこれで、ちょと踊りにならん_| ̄|○、



寝たのと死んだのは
あんまり抱きたくないなあ(笑)




ちなみにホールドには
「押さえつける」という意味もある。
レスリングの「ホールド」ね。

男性の過ちに多いのはこっちかな。

力任せに押さえつけたら
犬でも猫でも、
噛み付くか引っ掻くかするしょ?

いわんや女性をや(笑)




まとめよう。


男性も女性も同じく、ホールドは

気持ちよく抱っこするのが基本。



保つけど、固めない。

寝ちゃイヤ、死んじゃイヤ、

締め付けても押さえつけてもイヤ。




以上、よろしくお願いしますm(._.)m←




何かこじつけられんかと
最初に書いてみたものの、

どこにも落とし所の見つからんかった


『料理上手=床上手=ダンス上手』説。



こちらについては、調べたい人

勝手に検証してください✋( ー`дー´)



練習会詳細はコチラ


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