ブルースが踊れない


踊りは遊びだ

足型なんぞてけとーで構わん

と力説する割に、

実はこだわるとこには

かなりうるさいおいちゃん。


こだわるとこってのは

立ち方、歩き方、そして音楽。

Funky Jazz | Saxophone & Harmonica Blues | Blues Guitar | Slow Blues, 12 Bar Blues | Blues Harmonica



実際そこがいちばん楽しいと思うし、

そこ掘っていなかったら

おいちゃんの場合、

ダンスの楽しみの質は

どどんと三段くらい落ちる⤵⤵⤵



いろんな先生が

いいことたくさん言っとるので

ここで具体的な点には触れないけれども、


ブルース。


立つこと、歩くこと、

音を感じることに関して、

これほど適したダンスは他にないと思う。



ブルースは初心者だけが踊るものだ

とでも思われとるのか、パーティなどで

実際に踊る人をあまり見かけないんだが、


いやいやいや、

バカにしちゃいかん。


剣のひと振り、

突きの一発、

舞の一歩。


美はシンプルなものにこそ宿る。

真理はいつも単純なのだ。



YouTubeに素晴らしいビデオが

あったので紹介しよう。

檜山浩治・公美子組 (元全日本モダンチャンピオン)


かつて日本のダンス界で、

天才の名を欲しいままにした檜山組。


派手なパフォーマンスは何一つなし。

歩くだけでこれだけ魅せられる踊り手は

そうはいない👏


まさに達人の域✨



さて、おいちゃん最近は練習会で、

初心者の方とそのブルースを

踊る機会が多いんだが、


初心者というのは

足型や形に関する思い込みがないので

素直にリードに反応することが多い。


もちろん

足がぶつかるのが怖くて固まったり

にじみ出るおいちゃんの

フェロモンに圧倒されて

恥ずかしくて腰が引けたりと、

トラブルはもちろんあっても、


まあ概ね初回から難なくできちゃう。



二足歩行というのは

非常に複雑な奥の深い動作のようで、

現代の先進ロボット技術をもってしても

制御は難しく、人間と同じような

滑らかな歩行は実現できていない。


せいぜいが転ばずに移動できる程度。

見るがいい、この不格好。


AIの進歩がよく取沙汰されているが、

歩けるというだけで

人間はもっと威張っていい。


踊れるおいちゃんなんて、

もはや神( ー`дー´)キリッ


…ちょとズレました。


えと、歩くのは難しいって話。

人間にとっても難しいんですよ、

滑らかにバランスよく歩くってことは。



で、ブルース踊ってると、

今さらながらってくらい

新しい発見がどんどん出てくるのね(*_*)



そして、気持ちよく歩けたのが嬉しくて、

20年選手30年選手相手に

踊ってみるワケですよ、そのブルースを。


ところが…



歩かん(*_*;



彼女たちは、

自分はもう初心者ではないから

ブルースは卒業したと

思っとるかも知れんです。


しかし、普段ワルツだのタンゴだの

くるくる回っちゃったりなんかして、

一見上手に見えるであろう人ですら、


ウソッ?!ってくらい、動けない。




いや、ちょと驚きました(◎_◎;)


予想はしていましたが、

まさかこれほどとは…。



これはもう、

社交ダンスを教える方向、習う方向が

根本的に違うんじゃないのかと

言わざるを得ない。



いま、自分のダンスが

どこか気持ちよくなくて

壁を感じている人。


難しいステップが上手くいかなくて

行き詰っている人。



いっぺん騙されたと思って、

初心に立ち返り、

ブルースを踊ってみることを

ぜひお薦めします。



★オマケ★

手拍子してみてください。

高橋真梨子/ OLD TIME JAZZ


OLD TIME JAZZ…

オールド タイム ジャズ…


オールドの「オ」

タイムの「タ」

に手拍子が重なったあなたは要注意☝


ぜひブルースを♡



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