前回の記事に書いたすうさんのお話に、
いくつか反響をいただいてます。
「まともな感覚に触れられるとほっとします。」
「これが当たり前の感覚でしょうね。」
など、少なからずダンス界に
関わりのある方からのリアクションで、
おそらく相当数の同意が
得られるんやないかと思います。
で、おススメとして載せた記事のひとつ
が「続きは次回」と途中で終わってまして、
続編を楽しみにしていたんですが、
さっそく更新がありましたので
引き続きご紹介を。
これまた期待通り、示唆に富んだ指摘です。
まあ業界の方向けではありますが、
ぜひご一読を。
クルーズ船業界の現状というのは初めて知りました。
安価な外国のクルーズ船の参入で、
日本のクルーズ船が客を奪われ
経営が苦しくなっているそうです。
●大型の外国船は乗客を多く乗せられるため単価を下げやすく、ファミリー層や若い層を取り込むことに成功。
●日本船はサービスが手厚く行き届き、食事にもこだわり、質的に外国船より上なため、価格を下げるのは難しい。
●そこで日本船がとった対抗措置が、連休を利用したショートクルーズ。日程が短ければ、現役世代でも休みやすいのと同時に、旅費も安くなるので参加しやすい。
と、概ねこんな内容です。
すうさんは、「日本船が外国船のように、ファミリーであふれ、カジュアルになってしまったら、これまでの顧客は離れると思います。」とおっしゃるのですが、それはまあそうでしょうね。
「従来の顧客を満足させつつ、新規顧客を増やす努力をダンス界も」との指摘にはおおいに賛成です。
ただですね…
ダンス界のビジネスは、
今はもうほとんど昼オンリーなんです。
どこかにも書きましたが、
昼間動いている客層は
日が暮れると寝ちゃいます(笑)
そして、新規顧客となり得る
60代以下の現役世代は、
昼っから踊り呆けてはいられません(笑)
つまり、既存顧客と新規顧客で
棲み分けが可能なワケです。
というか、もはや完全に別物と
考えた方がいいかも知れません。
なぜならば、この記事(社交ダンス界をマーケティング的な視点から見た場合)にも書いたように、
60代以下の世代は、自分の趣味に
投資できるお金も時間も圧倒的に少ない。
今までと同じビジネスモデルは
成り立ちようがないのです。
教室としては、固定経費をまかない
フロアを維持しつつ、
スタッフも育てねばならない。
ダンスホールなど遊び場の方も、
単価が安い中、アテンダントのダンサーを
雇わねば客が来ないとなれば
人件費だけでパンクしそうです。
ダンサー側からすると、
チャーター、踊り込みなどの営業スタイルを
裕福な高齢者が支えているだけの現状。
いやー、考えれば考えるほど
キツイですね┐( ̄∇ ̄;)┌(笑)
さて、どうやって遊ぼうか…
みんなでうまい方法を考えましょ✋
わしゃ踊りは止めんぞ♡
0コメント