ススキノに人が戻っているように見えます。
週末、街に出れば
通りは若い人でごった返し、
かつて…10~20年前?
どこもかしこも閑古鳥の鳴いていた頃が
嘘のよう。
しかし現場の声を聞くと、
話はそう単純でもなさそうで。
「道を歩いている若い人たちは
歩いてるだけでお店に入らない」
と、複数のお店のオーナーから
同じ話を聞きました。
んじゃ何やってんだべと。
調べたワケやないので当てずっぽだけど、
人が入るのは安い居酒屋チェーンとか
カラオケボックスくらいなのかな。
政府の公式発表では、
2012年から始まった景気回復局面が
おいちゃんの生まれたころの
「いざなぎ景気」を超え
戦後2番目の長さになったそうですが。
土地や株価は上がり、
生活消費財も少々インフレ傾向。
しかし企業が内部留保を増やしまくる一方で
利益は人々の収入には反映されておらず
消費は冷え込んだまま…
というマスコミの論調は、
街の様子にも直結してます。
誰も景気がいいなんて感じとらん(笑)
生まれてこのかたずっと
資本主義に慣れ親しんできた
我々世代の頭には、
大きいのは良いことだ
社会は成長し、良い方向に向かう
昨日よりも今日、今日よりも明日
といった拡大成長至上主義が
染みついとるけれども、
ピークを越えた今の日本社会で、
その価値観をそのまま踏襲することには、
まず間違いなく無理がある。
だから見えている人はすでに
日本国内の市場に見切りをつけ、
成長著しい東南アジアや
インドなどに目を向けているし、
富裕層が様々な手を使って
資産を国外に逃がしているのも
時折ニュースになる(笑)
グローバルに生きるならそれもいい。
落ちぶれる99%はイヤだ。
自分だけは1%の勝ち組に残りたい。
そういう人は、
東南アジアはもちろん
アフリカ大陸の末端に至るまで、
地球上に残るフロンティアを
資本がすべて食い尽くす時まで、
頑張ったらいい。
ただね、その先に自分の幸せがあるとは
思っとらんのよ、おいちゃんは。
こんなこと書く気になったのは、
たけしのこの記事のせい。
全ての言葉が心に響く。
どんなに高いワインより、
喉が渇いたときの
一杯の冷たい水の方が旨い。
お袋が握ってくれたオニギリより
旨いものはない。
贅沢と幸福は別物だ。
慎ましく生きても、
人生の大切な喜びはすべて味わえる。
人生はそういう風にできている。
そんなことは、誰でも知っている。
だけど、そんな大切なことも教えないで、
夢を追いかけろという。
頑張って勉強して、スポーツやって、
起業したり、有名人になったりしなければ、
幸せになれないと脅す。
そうしないと経済成長が止まって、
大変なことになってしまうからだ。
だけど、大変なことになるのは、
いったいどこの誰だろう。
少なくとも、
清く貧しく美しく生きている奴ではない。
日本の、世界の経済成長が止まっても、
別においちゃんは困らん。
てか、そもそも自分は成長しとらんし(笑)
でも幸せということで言ったら、
まあそこそこ満足はしとるような♪
下げ相場に
あえて逆らい上を目指す人も、
流れに身を任せて降りていく人も、
いろんな場面で疲れることいっぱいあるしょ。
歌って踊って、癒されにおいで♪
人間どうせ
他人との関わりの中にしか
幸せなんて感じられないんだから✨
※追記
消費税、本当に10%に上げたら、
下げ相場は急加速するぞマジ( ̄△ ̄)
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