おいちゃん変な奴が好きでなあ。
正統派、美しいものはもちろんいいんだけど、こと楽しむという目的に限った場合、そればっかりだと飽きる。
何につけ王道を歩むのを好まん人間ってのはおるもんで、どこかに抜け道を探し、手っ取り早くカッコよくなろうとか、普通と違う道で上手くなろう、他人を出し抜こうって、そこだけにはなぜか努力を惜しまん奴。
まあたいていは失敗するんだけどね(笑)
伝統や歴史の壁は厚く、そうそう簡単に新しいものは生まれない。
でも楽しいのよ、その過程が。
そしてそういう人ってのは、例外なく自分の頭で(変なことを)考えるから、「正しい」にこだわった目からは見えない面白い視点がちょくちょく出てくる。
守破離(しゅはり)は、日本での茶道、武道、芸術等における師弟関係のあり方の一つ。日本において左記の文化が発展、進化してきた創造的な過程のベースとなっている思想でもある。個人のスキル(作業遂行能力)を3段階のレベルで表している。
まずは師匠に言われたこと、型を「守る」ところから修行が始まる。その後、その型を自分と照らし合わせて研究することにより、自分に合った、より良いと思われる型をつくることにより既存の型を「破る」。最終的には師匠の型、そして自分自身が造り出した型の上に立脚した個人は、自分自身と技についてよく理解しているため、型から自由になり、型から「離れ」て自在になることができる。
武道等において、新たな流派が生まれるのはこのためである。
言ってみりゃ、守破離の「守」を早くにスッ飛ばしたい性質。
そうでなくても伝統派と新しい流派には対立が起こるもので、伝統を守りたい向きは新しいものを邪道だ異端だと忌み嫌うし、新派は伝統派を時代遅れだ古臭いと揶揄する。増して「守」をスッ飛ばしたヘンテコりんなものが認められる余地など、まずない。
でも、楽しい(笑)
遊び場で、例えばこんな奴が踊ってたら、
おいちゃんはもう目が離せんねヾ(*´∀`*)ノキャッキャ
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