勢いの差、歴然

渾身の快作「初めての人に何を教えるか問題」の誤消去から数日、もっかい書くのがめんどくさくて逃避中のおいちゃんですおんばんわ。逃した魚は常に大きい。


今日こそはとPCに向かったんですが、逃避を兼ねてちょっとあちこち読んで回ってたら、すうさんのブログが久しぶりに更新されてました。


彼女はダンス歴はそう長くないそうですが、業界どっぷりでもなく全くの外野からでもない、非常にフラットな目線で鋭い指摘をしてくれるので、いつもとても参考になります。


おいちゃんみたいにあれがダメこれがダメと文句タラタラ垂れるでもなく、ダンス界はこうあるべき!なんて拳を振り上げるでもなし。

あっさりと、しかし的確に的を射る。素晴らしい👏



今回のはこれ。

中国人のダンスパーティー


一番感じたのは、とにかく自由、ということ。
みんな自由だ。自由すぎる(笑)


競技選手のようにびゅんびゅん飛ばしている人や、先生(中国人)をチャーターしている女性がいる一方で、それは……フォークダンス? チーク? なんかの創作ダンスか? というステップを繰り出すおじさまたち(高齢者。日本人と中国人半々)。

その、ナゾのステップも意に介さず楽しげに踊る女性たち(多分、40代中心。ほぼ中国人)。

踊ったことないけど来てみましたーとあっけらかんと言う人たち。





正確に踊れる人はほとんどいなくて、リズムがずれてるからみんなぶつかりまくりなんだけど、まあ全然気にしてないっぽい(笑)


とにかくしのごの言わずに楽しんだ者勝ち、という中国文化を感じました。



耳が痛いですなあ(^^;


思い返せば、おいちゃんが初めてダンスに触れたのは、右肩上がりとは言わんまでも、まだ日本に最後の勢いが残っていた頃だった。


公園の子供の声がうるさいと文句言う年寄りもあんまりいなかったし、他人の不倫にめくじら立てて噛みつく風習(笑)もなかった。週末のススキノには人があふれ、平日の昼間っからやっとる道営競馬でも売り上げたんまり🏇


ダンスホールも同じく、まさにこの中国人パーティそのもの。

今の若い先生には想像つかんだろうね(^^;



つまり、ダンスパーティに見られるこの違いは、国民性や文化というよりは、時代の勢いの差とでもいうべきものが大きいと思うのだ。

だって、ほんの数十年前には日本人のパーティも自由過ぎたんだから(笑)



であれば。


「再生」へ向けて起こるべきは、

もしかして「改善」「改革」でなく

「破壊」かも知れない。



政府が移民導入に本格的に舵を切り、中国からの若い人が街にあふれてます、と。

本国でちょっとかじったことのあるダンスを移り住んだ日本でもやってみようってんで、その辺のダンスホールにちょっと顔出してみたら、あらーなかなか楽しいじゃないの♪


なんてのが10人も集まれば、とーぜん上のパーティみたいな創作でもナゾのステップでも何でもありのダンスが始まり、それまでの場の空気はサクッと破壊される(笑)


「レベルアップのため、ブルースとジルバは禁止」なんてサークルがあるのをどこかで読んだが、その団体と、何でもありの遊びダンス集団、どちらに人が多く集まるかは火を見るより明らかだ。



まあおいちゃん移民推進は望まんけどね(^^;



もらったチラシには、中国語で、インターナショナル規格のボールルームダンスでも、ダンスホールのテキトーダンスでもOK! と書かれていました。
いっそ清々しくていいな(笑)
こういうの、嫌いじゃないです。

機会があったら、また行ってみたいと思います。


意図的に破壊せんでもいいけど、

おいちゃんもしのごの言うの控えて、

自由に遊ぼっかね♪


インターナショナル規格の

ボールルームダンスもできるし、

テキトーなのはもっとできる(笑)



★おまけ

クルージング好きのすうさんにプレゼント♪


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