札幌でいちばん美味しいパフェ屋さんの過ち

こう見えて甘いもんけっこう好きでして。


特にソフトクリームに関してはうるさい。

好きなのは牛乳味のさっぱり系。

みっちり目の詰まった濃厚なのより、

ほどよく空気を含んだ軽いのがお好み♪



山の上にお気に入りの

パフェ屋さんがありましてな、

久しぶりに行ってきたんですよ、この真冬に。

木いちごのパフェ850円


抹茶ぜんざい770円



素材にも製法にもこだわっとるらしく、

詳しく悦明できんけど、とにかく美味い。

ソフトクリーム、木いちごのソース、

あんこ、抹茶アイス、ぜんぶ文句なし✨



ところが、だ。



いや、これまでずいぶんお世話になった

大好きなお店だし、

悪くは言いたくないんですよ。

今後の改善を期待しつつ、

できる限り柔らかく婉曲的に言うと…



器変えて量減らしよった( ̄△ ̄)




まあねえ、食材の高騰も激しいみたいだし、

経営上なにか手を打たねばならん理由はあったでしょうけど。




より儲けるため、もしくは生き残るため、

利益アップのために打てる手は、

実は二つしかありません。


・顧客数(新規・リピート)を増やす

・顧客単価を上げる


のどちらかです。



リピート率を上げる意表を突いた一手として、味の素の容器の穴を大きくした話なんかは有名ですね(笑)


原価率を下げるために量を減らしたこのパフェ屋さんの施策は、2番目の「単価を上げる」に当たります。


数字で目に見える値上げは反動が怖いから、バレないようにこっそり…と考えるのかも知れませんが、いちばん大事な常連客にはどーせ判っちゃうだろうに。

「原価高騰の折、企業努力もむなしく残念ながら値上げせざるを得ません勘弁してください」とか、正直に宣言された方が気持ちいいと、おいちゃんは思うんだけどねえ。



まあ他人様の商売だし。

んまいのは変わらんからまた行くけどさ(なら正解じゃん)



自分が直接顧客と相対するお仕事だと、売れっ子でも体はひとつしかないし時間も限られているので、物理的に客の数はこれ以上増やせないという状況が起こります。

その場合、単価を上げることになりますが、

モノやサービスの価格は需給で決まるので、何らかの付加価値にお客さんが納得すればそれでOKなワケですよね。



例えばコンサルタント業なんてのはまさにピンキリ。


キリ、つまりこの人に相談したいと思われないコンサルならいくら価格を下げてもダメ。おいちゃんが「パソコンの相談に乗ります。1時間30円ポッキリ!」ったって、客は一人も来ん。


逆に超ピンになると、相談料1時間あたり何十万とか凄い金額をチャージできる人もいるようで。


大事なのは時間やなくて中身ですもんね。

1時間と言わずたった一言のアドバイスであっても、それで自分のビジネスがガラリ一変するなら、客によっては30万が300万でも惜しくないでしょう。




さて、ダンス。

どうやって価格の目安をつけようか、迷うと思うんですよねえ(笑)


デモ一曲なんぼ。

踊り込み一曲なんぼ。

チャーター1時間なんぼ。

レッスン30分なんぼ。


踊りのお相手にせよ教える技術にせよ、なにせ目に見えにくい。


競技会で優勝しましたとかA級ですなんてのは大いなる付加価値になり得ますが、チャンピオンのレッスン受けてみたけど何言ってんだかさっぱり解りませんでしたとか、いざ踊ってみたら現役競技バリバリの先生よりその辺の素人のおっちゃんおばちゃんの方が気持ちよかったなんてことは普通にあるし(笑)


まあね、高いお金を払ったからこそ真剣に取り組むとか、そもそも払ったという事実に満足する顧客側の心理もある。ブランドのバッグ150万とか、腕時計300万とか、買ったら嬉しいし、ぜったい大事にするはず。下手すりゃ使わず丁寧にしまっておく(笑)

最近は減ったらしいタニマチ。自分がスポンサーとなって育てた力士が横綱にでもなったら、それはそれは誇らしいに違いない。絵が5億って話もこないだ…あれは税金対策か。


まあとにかく、その辺は需給が勝手に決めるとして。


ブランドにあぐらをかいて明らかに手を抜いてますなんてのは、いずれ淘汰されるからどーでもいい。


あ、手を抜くってのは精神的な意味ね。

素人相手にチャンピオンが全力で踊ったら、お客さん壊れる(笑)




何言ってんだか

解らんようなってきた_| ̄|○、

文句が増える前に、

いきなりですが結論に行きます(笑)



味の素みたいな策を弄するダンスホールがあったのよ。通常営業中にかかる曲の長さが…

ジャスト1分(◎_◎;)


ふつう1分半~長くて2分くらいなので、少々短めなんてもんやない、フロアに出て帰ってくるだけみたいな(笑)


これ、経営者自身が1曲ナンボで踊り込みをしとるお店だったのね。数をこなすための工夫と言えば言えなくもないけど…さすがに、ねえ( ̄△ ̄)

味の素だったら、ドバっと出すぎて料理の味が変わっちゃうよこれ(笑)



ダンスは量より質!と言う一面は解る。

確かに量だけじゃつまらん。


でも、そのお客さんをナメくさったやり方は

量だけでなく質の低下を

如実に表してますよおとーさん。


ちぎっては投げちぎっては投げ…

という扱いを露骨に示されて、

喜ぶお客さんはおらんでしょう。



まあ今も営業はしとるけど、

常連さんは減ったみたいね。



…という話を、

元常連さんから聞きましたとさ✋




パフェ屋さん、

こっそり量減らしたのはしゃーない

今回は気づかなかったことにするけど、

もし!

あんこ煮るの手抜いたら

行くの止めるど(=_=)




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