春うらら、「大丈夫?攻めすぎてない?敵増やしてない?」とご心配の声をいただく今日この頃、みなさんいかがお過ごしですか。こんにちはおいちゃんです。
大丈夫。何を隠そうこのおいちゃん、現役時代は「牛と闘うやつの気が知れん」とパソドブレから逃げまくった男。牛さんが来たら秒速でごめんなさいした後、しゃぶしゃぶ食います。
さて、このところマーケティングというかセールスというか、ダンス界に人を呼び込むためにはどんなエサが有効なのかと、いろいろ考えます。
競技を前面に出して「どーですか、これが社交ダンスです!凄いでしょうカッコいいでしょう!」とやりすぎるのは、人目を惹く半面、実際に踊ってみたいという人を「やっぱ私には無理~💦」と遠ざけてしまう可能性があると、それはいつも言っとる通り。
タンゴにステージ部門とサロン部門があるように、競技やショーとソーシャルを別物として分けることも考えた方がいいんやないかと思ってます。いやもちろん根っこは同じ、ほんとは別物じゃないんだけど。
で。
競技やショーの方は、芸能界のキンタローやTVアニメ、舞台などマスコミへの露出もいろいろやっておられるので頑張っていただくとして、初めての人に実際に踊ってみようと思ってもらうためのエサ、導線はどんなものがあるのかと、改めてググってみました。
以下、見つけた見出しを手あたり次第に羅列。
整理しとらんので重複もあります。
・ウォーキングに匹敵!楽しんでカロリーを消費できる
・足を使ったダンスは、心肺機能を高める
・ぼけの防止にも期待大
・幅広い年齢層に楽しめるスポーツ
・いつまでも若々しくアンチエイジング効果・立ち振る舞いが優雅にしなやかに!!
・姿勢がよくなり、バランスのよい体になる
・性格が明るくなって、コミュニケーション上手に!
・人脈作りにも最適!
・四肢の筋肉だけでなく、躯幹筋、インナーマッスルが強化され、特に美しい姿勢を獲得するのに最適
どうですか?
うわーすごい!私もやってみたーい✨
って、なります?
正直…ショボい(笑)
情報過多の時代、言ってみりゃこのブログだってそうですが、ネット上では見てもらえんものは存在しないと同じなんですね。いくら良いものであっても、人の目に触れさせることができなければ、ただ埋もれておしまい。
旅行先でレストラン探すのに、食べログやらぐるなびを使う人は多いでしょう。泊まったホテルの3丁先に、地元民に愛されるちょー美味しいお店があっても、検索に引っかからなかったら旅行者はそこを知りようがない。
その意味で、旧態然とした社交ダンス界は、けっこうアナログなおいちゃんの目から見てもあまりに時代に取り残され過ぎてます。こないだ聞いた話ですが、教室と生徒さんの主要な連絡手段がFAXなんですってよ(◎_◎;)
そらね、新しい層を取り込もうって気がまるで無いと言われてもしょーがないでしょ┐( ̄∇ ̄;)┌(笑)
まあ得手不得手はあります。
おいちゃんもIT苦手だし。
爺ちゃん先生たち、自分が泣きながらPCいじらんでもいいから、さっさとデキる人にやらせなされ。
それこそネットマーケティングのお話になりますが、まず
タイトルむっちゃ大事!
どうやったら人が注目してくれるか、
メールを開封してくれるか、
サイトに訪れてくれるか、
記事を最後まで読んでくれるか、
そして、申し込みボタンをポチっと押してくれるか。
そういった部分で、様々な業界の多くのプロがしのぎを削っています。
当然磨き上げられた有用なノウハウがあり、同じコンテンツを扱ったとしても、マーケターの腕次第で、その売り上げには雲泥の差が出ます。
ちょと目についた例を挙げましょう。
★死にたくなければ「ダンス」を踊れ? がんにも心臓病にも効果あり
★【研究結果】ダンスは、人間に幸福感をもたらす(スタンフォード大)
どうでしょう?
さっきの例とはちょと雰囲気が違いませんか?
少なくとも、記事を読んでもらえる確率は先のものよりずいぶん高いんじゃないかと。もちろんここにも、人目を引くためのノウハウが使われてます。
どんなエサにどんな層が食いつくかって話をしようと思って書き出したんですが、ちょっと逸れちゃいました(^^;。
エサの話はまたの機会にして、最後にこれだけ。
競技ダンス″のトッププロが魅せる 夢のダンスエンターテイメント第2弾! 『HOTEL DANCE WITH ME』
日本の社交ダンス界のトップスターが集結した舞台、そのプロモーション・ビデオです。
2017年1月公開のこの動画、再生回数がなんと…
1196回。
舞台はおいちゃん見とらんので何も言えません。が、つまらんものであるはずはないと思います。今の日本でできるダンスショーとしては、ある意味最高峰に近いものである可能性すら。
なのに1196回。
おいちゃんブログの記事でさえ、1000回くらいすぐ読まれます。
これは残念ながら、露出のまずさで「埋もれた」部類に属するでしょう。
素敵な舞台を作るのが演出家や踊り手の仕事で、彼らはそのプロ。
ならば広報にもプロの仕事を。
でなければ、せっかくの素晴らしいコンテンツがもったいない。これこそコアなファンだけでなく、社交ダンスに触れたことのない人にも見てもらうことができれば、イベント単体の収益だけでなく、大きく先に繋がるはず。
主催はDCJさんとChacottさんですね。
期待してます。
第何弾か知らんけど今年の『HOTEL DANCE WITH ME』のページを載せておきます。探すのに苦労しましたよ、露出が少なくて歯がゆい。
大阪公演
2018年4月14日(土)
豊中市立文化芸術センター
2コメント
2018.03.21 09:55
2018.03.21 09:32