靴を履いたら、男と女になりなさい


先日チャチャチャを踊ってたら、おばちゃんに「先生、尻でかっ!」と言われました。歳の割になかなかいいプリケツしとるやないのと密かに自信あったのにショックでしたが、それはおくびにも出さず「そだねー、そろそろ何か産むか、琥珀色の卵とか」とかサラッと答えたら「うーわ臭そう」と_| ̄|○、


んじゃ聞くが、あんたならいったい何色の卵を産むというのだ。香しいのかそれ( ̄△ ̄)



しばらくブログ更新できなかったのはそんなワケです(嘘)





さて。


言葉が発せられる時、何を言うかよりも、誰が言うかの方が大事だという説がある。定量的に分析されたワケではないにせよ、ある程度納得のいく話ではある。


おいちゃんもこれまでの人生では相当イイことを言ってきとるのに、いつも「どの口が言うんだそれ┐( ̄∇ ̄;)┌」と取り合ってもらえんのはなぜなのか、不思議でしょーがないんだが。


まあ、同じことやっても「セクハラっ!(# ゚Д゚)」と怒られるやつと「いやん、えっち♡」の二通りがあるワケで、世の中そのように出来とるんだね。そして、立場の影響力に人格が伴わない悲劇。このご時世、ワキ甘いとすぐ文春に刺されっかんね、お気をつけて。




あ、前フリの方向よくないよそれ。

だから聞いてもらえないんじゃないの( ̄△ ̄)?





改めて、こちら。

素晴らしいレクチャー動画の紹介です。



"Keeping it Human"

by Anne Laxholm



なんかもう、歴史の重みというか言葉の深みというか。



レクチャーの冒頭部分、べらぼーに背高い旦那さまハンス先生と二人で踊るチークダンスからフォックストロットまで、大人の踊る社交ダンスはまさにこうありたいと、自分のダンスに関わる方向性には改めて自信を持ちました。


元欧州チャンピオンというブランドだけではなく、とてつもなく深いダンス、そして人間への洞察。技術のレベル問わず、踊る人すべてに味わってほしいレッスン。


28分41秒と、ちょと長いですが、時間をとって全編をご覧になることを強くお勧めします。



お手伝いの若い Emanuel & Tania 、彼らも現役のトップダンサーでしょうね。

彼らの踊りがみるみるうちに変化していく様は圧巻。

"Keeping it Human" by Anne Laxholm from 2009 UK Congress. 


カップルがホールドしようとする場合、女性が大きく、力強く右腕を張ってしまうことです。多くの場合、組む前からこんな風に、腕を張っているのです。


これでは余り女性らしいとは思えません。もっと女性らしい形に出来る筈なのに、今のような形になろうとする女性が沢山います。


私たちの頃には男性を好きになったものですが、今の女性は手が好きみたいです。男性に近づいていきながら、「私の手があなたの手が好きよ」と言っているみたいです。

私だったら体のほうがいいわ。



私は、今、この小さなダンスの世界に取り戻さなくてはならないものは、男女平等という事ではなく、男性と女性の役割だと思っています。いったん靴を履いたなら、男と女になるのです。





達人たちの目に映るダンスの世界、踊る喜びというものは、もしかすると一周して初心に戻っているんじゃなかろかね…。




※動画全編を見て欲しいので引用は少しだけに止めましたが、日本語書き起こし全編はこちらに掲載されています。

アン・ラクスホルムのレクチャー”KEEP IT HUMAN” (2009)






このレクチャー見て、こんなのも思い出したのでオマケにつけときます。

ネットでずいぶん話題になったのでご存知の方も多いでしょう。アメリカのコメディアン、ジョージ・カーリンが奥さまを失くした時のスピーチです。


この時代に生きる私たちの矛盾


ビルは空高くなったが
人の気は短くなり

高速道路は広くなったが
視野は狭くなり

お金を使ってはいるが
得る物は少なく

たくさん物を買っているが
楽しみは少なくなっている


家は大きくなったが
家庭は小さくなり

より便利になったが
時間は前よりもない

たくさんの学位を持っても

センスはなく


知識は増えたが

決断することは少ない


専門家は大勢いるが

問題は増えている


薬も増えたが

健康状態は悪くなっている


飲み過ぎ吸い過ぎ浪費し

笑うことは少なく


猛スピードで運転し

すぐ怒り


夜更かしをしすぎて

起きたときは疲れすぎている


読むことは稀で
テレビは長く見るが
祈ることはとても稀である


持ち物は増えているが

自分の価値は下がっている


喋りすぎるが

愛することは稀であるどころか

憎むことが多すぎる


生計のたてかたは学んだが

人生を学んではいない


長生きするようになったが

長らく今を生きていない


月まで行き来できるのに

近所同士の争いは絶えない


世界は支配したが

内世界はどうなのか


前より大きい規模のことはなしえたが

より良いことはなしえていない



空気を浄化し

魂を汚し

原子核を分裂させられるが

偏見は取り去ることができない


急ぐことは学んだが

待つことは覚えず


計画は増えたが

成し遂げられていない


たくさん書いているが

学びはせず


情報を手に入れ

多くのコンピューターを用意しているのに

コミュニケーションはどんどん減っている


ファーストフードで消化は遅く

体は大きいが

人格は小さく

利益に没頭し

人間関係は軽薄になっている



世界平和の時代と言われるのに家族の争いはたえず


レジャーは増えても楽しみは少なく


たくさんの食べ物に恵まれても栄養は少ない


夫婦でかせいでも離婚も増え

家は良くなったが家庭は壊れている



忘れないでほしい、愛するものと過ごす時間を

それは永遠には続かないのだ


忘れないでほしい、すぐそばにいる人を抱きしめることを

あなたが与えることができる、この唯一の宝物には1円もかからない


忘れないでほしいあなたのパートナーや愛する者に

「愛している」と言うことを


心を込めて

あなたの心からのキスと抱擁は傷をいやしてくれるだろう


忘れないでほしいもう逢えないかもしれない人の手を握り

その時間を慈しむことを


愛し


話し


あなたの心の中にあるかけがえのない思いを分かち合おう



人生はどれだけ呼吸をし続けるかで決まるのではない

どれだけ心のふるえる瞬間があるかだ




7コメント

  • 1000 / 1000

  • 涼ちゃん

    2018.04.22 01:24

    靴を履いたら、男と女。踊っててふたりが心地よければOKってことですね(´ー`)
  • おいちゃん

    2018.04.22 01:13

    @涼ちゃん大きく踊るのが良いことだなんて迷信は、競技から来とるんでしょう。 もちろん気分や体調、相手、音楽などの影響を受けて、力いっぱい踊るのが気持ち良いことはあるけど、いつでもやない。 歌い出しから最後までMAXフォルテシモのカラオケ🎤聴いてたら具合悪くなります(笑) 最後に2組で踊るFOXTROTのシーン、もちろん若い二人のダンスは美しいけど、なぜかユルユルと踊る爺婆の方にばかり目が行ってしまう…その辺に答があるかも知れんですね♪
  • 涼ちゃん

    2018.04.22 00:48

    YouTubeの彼女が読み上げたボビー・アービンの言葉 古風だけど女性のあるべき姿、共感できます。そんな風に踊れたらどんなに素敵でしょう。リードしてくれる男性に合わせて、女性はフリーの方がいいのかも…。ダンスをボディで感じる、大きく踊れなくてもキレイでなくてもいいんですねぇ。 おいちゃん、あなたの目指すダンスと重なりとてもいい発信でした。