新しく社交ダンスを始める人向けに、ジルバやマンボをという動きが改めて見られます。
いきなりルンバやチャチャチャなんか始めて、オープンポジションからヒップツイスト、ファンポジションへ…なんて難しいことをやって、一緒に踊る気持ちよさも感じられず嫌気がさしてしまうことを思えば、これはひじょーに良い傾向だと思います。
「最初にジルバをやっておくのは、コネクションなど一緒に踊る感覚を養うのに悪くない」なんて、格下扱いは相変わらずだけどね(笑)
ただ、基本的なステップは教えられるんだけど、これがどーにも様にならんというか、一言で言えば…
カッコよくない_| ̄|○、(笑)
まあね、日本人の音感とか身体の作りとか、いろいろ原因はあろうけど、せっかくならちょっとでもお洒落に踊りたいもんだ、と。
入り口なんだかんね、
「楽しい~♪」「やりた~い♪」
と感じてもらうには、
簡単にできることはもちろんだけど、
やっぱカッコよくないと。
カッコがつかん原因は、まず今の社交ダンサーの「頑張りすぎ体質」にあると思ってます。
背筋をピンと!
胸張って大きく!
指先まで伸ばして!
いや、悪くはないんですけどね、
そのせいで最も大事なスウィング感が損なわれとるんやないかと。
なんかいい教材はないかと
Youtubeでネタを探してみましたが、
少ないですねえ、ちゃんとスウィングを教えてくれるところ(^^;
それでも見つけましたよ、ひとつ。
もさッとしたおっさん先生だけど、たぶん多くの人が勘違いしとるポイントを丁寧に解説してくれてます。
まずはご覧ください。
始まってしばらくは立ち方についての話。
スタンダードだけやって、しかも仰け反り癖、肘張り癖のついている人は要注意かも知れません。「真っすぐ立つ」の感覚がちょっと違うはず。
が、まあここは見よう見真似でいいでしょう。
問題は4:20あたりから。
バウンスとポーズの違いについて話しています。
Pause is good,
Bounce is bad.
Step,Drop,Step,Drop...
※たぶんpauseで合っとると思うんですが、英語あんまり得意じゃないもので(^^; 意味は「切れ目・間・一息」など。
ジルバを教える時、おそらく十中八九「1,2,3,4,5,6」と6カウントのベーシックステップから教え始める先生が多いと思います。そして、拍の強弱には触れず、2と4で足を揃えさせる。
これだ、諸悪の根源は☝
ちょとややこしいですが、これはスローフォックストロットを踊る時なども同じなので、ちょと掘っといても損はないですよ♪
フェザーやスリーステップで突っ込むのが直らん男性、耳をかっぽじりなさい(笑)
動画の先生に合わせて、手拍子なり指パッチンなりやってみてください。
強拍は裏、2と4です。
1~6まで平たくカウントをとり、1と3で体重を乗せ切ってdrop してしまうのが原因で、強拍である2と4は足を寄せるだけになり、スウィングの肝が踊れないワケですね。
ジルバと同類のジャイブをやったことのある人なら感じがつかみやすいかも知れません。トリプルステップの一歩目で体重は乗せないしょ?それと同じ。
あー書くとややこし💦
とにかく、力を抜いて
step,drop,step,drop…
これやれば、だいぶ様相は変わるはず。
大事な点なので繰り返します。
●1と3の step 部分はpause。
(体重は乗り切らないか、もしくは乗ってもいいけどdropしない。)
●リズムを強く感じるのは2と4のdrop。
あと、たいてい2と4で足を寄せると教わりますが、それウソね。
drop の影響で自然と足が寄るのはOKですが、引き寄せる動作は鈍臭さの元(笑)
逆に、寄せずにキック(フリック?)になるのもお洒落ですね♪
以上、おいちゃんの洒落ジル講座でした✌
★オマケ
スウィングあれこれ、ジルバの仲間たち
Lindy Hop ジルバの前身…かな?達人級。楽しそうねー✨
幅広くいろんな音に合わせて踊れるWest Coast Swing。これはステップは似ていても、スウィングですらないものも含まれ、非常に汎用性の高いダンスですね。おいちゃん、これやりたいの実は♪
動画の中では Blues で踊るカップルが好き。
Boogie-Woogie
アメリカ人はロックンロールに合わせて踊りますね。日本に入ってきたジルバは進駐軍が持ち込んだものだそうで、イーストコーストスウィングとかブギウギとか、その辺はおいちゃんも区別つきませんが、たぶんみんな仲間(笑)
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