教えることを教える

ずいぶん昔の話ですが。


公園で犬の散歩しとる時、

ブランコに乗って遊んどる

5歳くらいの男の子がいました。


よーしおいちゃんが背中押してやろかいと

ビュンビュン振ってあげたっけ、

まー喜ぶ喜ぶヾ(*´∀`*)ノキャッキャ


そのうちちょと疲れたか怖くなってきたか

「止めて!止めて!」ってんですが、

調子こいたおいちゃんはまだ押し足りない。

「いーや、まだまだぁっ!」とブンブン行ったっけ…


落ちたヽ(;▽;)ノ💦

頭からゴスっと💦


幸い怪我はなかったものの、お母さん

「だいじょぶだいじょぶ!はーい〇〇ちゃん、痛いの痛いの飛んでけーっ!」って。


いい人でえがった…



さて。

興味深い提言を見つけました。


ダンスがいっぱい!マイフェア ダンス!

メソッドの確立と共有を!(^^)!

社交ダンスが一般に普及しづらい理由の一つに、バレエのように指導方法がメソッドとして確立していないという問題があるように思います。





先生を変えた途端に、全く違う教え方をされて戸惑った、というような話は山のようにあるでしょう。





実はまだまだ歴史の浅い日本のダンス界。

個人レベルでは、なんとかしようと努力しておられる先生方も見受けられますが、ダンス界全体の発展と未来を考えるなら、まだまだ不十分


それぞれの理想を踏まえつつ、入門者に優しく、また競技者には成長と成果の見込めるメソッドの確立と共有を、急ぎ組織的に推し進める必要があると思います



昔見た何かのダンス動画で、海外トップ選手へのインタビューがありました。


「私たちは幼いころからレッスンを受けている訳ですが、まずとにかくレッグ(脚)の使い方を徹底的に叩き込まれました。いろんなやり方があるとは思いますが、これは伝統的なイングリッシュ・スタイルそのものです。」


英国ではそういう共通認識ができているんでしょうね。



おいちゃんの大好きな今は亡き(いや生きてますが)ルカ&ロレイン・バリッキ組。そのロレインの言葉も印象的です。

「私はルカと踊って、ダンスにこんな一面があることを初めて知りました」

確か、神経的な伝達とか、エモーショナルなリードとか、そんな話の一環だったかと。英国的王道のど真ん中を歩いてきた彼女の言葉だけに味わいがありますね。


ちなみにルカは、英国の所属で競技活動をしましたが、本人はイタリア生まれ。お国のイメージぴったり、やらしー セクシーな男です。



引き続きバリッキ組を例にとってお話します。おいちゃんは彼らのレッスンビデオを二つ観ました。

●アート・イン・モーション(若い頃)

●ダンス・バイブル(引退後


内容はぜんぶ端折って話ぶっ飛ばします。

もちろんどちらも素晴らしいんですが…


アートインモーションの方は、かなり上級の競技ダンサー向けに作られたんでしょうか。一般ダンサーが見ても正直あまり役に立たんような気がします。下手すりゃ上っ面を真似することで悪影響すら(^^;


一方のダンス・バイブル。

これはまさにダンスの聖書と呼ぶに相応しい👏✨

何ならまったくのズブの素人が見てさえ、「なんか気持ちよさそう♪」「私にもできるかも♪」と思わせる力を持っとると、おいちゃんは思います。



現役時代のバリッキ組が、後のダンスバイブルの頃の「教えるスキル」を持っていたかどうかは定かでありませんが、デモなどを観る限りでは、引退後数年してからの方が遥かに踊りに円熟味を増していると、おいちゃんの目には映ります。


現役競技者としてのスキルと、教えるスキルは別物であるとはよく言われること。「名選手、名監督にあらず」ですね。



どのレベルの人に何を教えるか。


もちろんひとつにならなくても構わんし、いろんな流派が出てくるのもいいことでしょう。ただそれぞれにメソッドとして確立し共有していくことは、どこ志向のダンスにも非常に役立つと思いました。




ちなみに、

おいちゃんのストック・ウォーク

完全にスベッた様子。


初心者も先生たちも、

すこぶる食いつきが悪い(笑)

残念ながら、どこの流派にも

メソッドとして採用されることはなさそうです_| ̄|○、




…あ、最初のブランコの話ね。

お年寄りの背中グイグイ押すなよって、

若い先生たちに忠告☝


爺婆に立ち漕ぎさすな、と。(笑)




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